Brightcove Player 用の Interactivity プラグインを使用すると、Brightcove Interactivity が提供する機能をプレーヤーで利用することができます。このプラグインを使用すると、以下のような利点があります:
- 設定したプレーヤーで再生した動画ごとにプロジェクトを自動作成(
create
プラグイン パラメーターを使用した場合)。 - Interactivity APIからビデオメタデータへのプログラムによるアクセス。
- Brightcove Interactivity テンプレートの動的な読み込み。
Interactivity プロジェクトにアノテーションが追加されると、その動画がInteractivityが有効化されている Brightcove Player を使用して公開されている限り、対応する動画に自動的に表示されます。
Interactivityプラグインによるプレーヤーの設定
Interactivity プラグインを Brightcove プレーヤーに追加すると、動画再生中にプレーヤーの内部にインタラクティブ機能を表示する事ができます。Interactivity プラグインは、他のプレーヤー プラグインと共存させることができます。
Interactivity プラグインを Brightcove Player に追加するには、次の手順に従います。
- Video Cloud Studio にログインします。
- Players モジュールを開きます。
- プレーヤーの Name をクリックすると、プレーヤーのプロパティが表示されます。
- 左のナビゲーションメニューで、他の機能 > インタラクティブ機能 をクリックします。
- インタラクティブ機能の有効化 のチェックボックスをチェックして、Interactivity プラグインを有効にします。
- (オプション) モバイル フルスクリーンの有効化 をチェックすると、iOSデバイスのデフォルトのフルスクリーン動作が上書きされます。一部のモバイル デバイスでは、iOS デバイスの QuickTime プレーヤーなどのデバイス ネイティブ プレーヤーで動画を開くと、インタラクティブな要素が取り除かれてしまいます。Brightcoveは、iOS および Android 機器でのデフォルトの動画再生動作を上書きするソリューションを作成しました。「フルスクリーンをモックする」ことで、動画はフルスクリーンで再生され、インタラクティブな機能を保持することができます。
- 必要に応じて、オプション(JSON) を設定します。詳しくは、 以下のセクション を参照して下さい。
- をクリックします。
- プレーヤーを公開するには 、 の順にクリックします。
これで、Interactivity に対応した Brightcove Player を使用できるようになりました。
オプション(JSON)の設定
オプション(JSON) にパラメータを追加して、Interactivityプラグインの動作をカスタマイズすることができます。
プロジェクトの自動生成
Interactivity 対応の Brightcove Player を使用して Brightcove 動画を再生する際に、プロジェクトの自動作成を有効にしたい場合は、オプション(JSON) に次のパラメータを追加します:
"create": true
ビデオ ポジション
ポートレートモード(すべてのモバイル機器のデフォルト動作を模倣)のデバイスディスプレイの中央にビデオが表示されるようにするには、オプション(JSON)に以下を追加します。
"position": "middle"
カスタム トラッキング イベント
カスタムJavaScriptメソッドを提供することで、トラッキングイベントを発生時に捕捉することができます。そのためには、 オプション(JSON)にJavaScriptファイルのURLを追加します。
{
"customTracking": "https://dmhl2y7t4r72w.cloudfront.net/brightcove/bcovTrackingHandler.js"
}
jQueryの操作
Interactivity プラグインは、デフォルトで独自の jQuery コピーを読み込みます。Interactivity プラグインを有効にして Brightcove Player を埋め込むと、プラグインがロードされるときに、ページ上にすでにある既存の jQuery のコピーが上書きされます。この動作を防ぎ、jQuery の既存のコピーを保持するには、プラグインを設定する際に オプション(JSON)でpreserveJQuery
オプションを渡す必要があります。たとえば、次のように指定すると、ページ上にすでにjQueryがある限り、Interactivityプラグインが独自のjQueryをロードすることはありません。
{
"preserveJQuery": true
}
preserveJQuery: true | preserveJQuery: false | |
jQueryがページに存在する | jQueryを読み込まない | jQueryを読み込む |
jQueryがページに存在しない | jQuery読み込む | jQuery読み込む |