ライブストリームの配信
Brightcove のライブストリーミング機能を使用すると、高品質のライブストリーミングをあらゆるデバイスやブラウザへ配信することができます。カスタム開発や複雑な統合を行わずにライブ配信が可能ですが、カスタムニーズや独自の統合が必要な場合は API も利用できます。
Brightcove Player バージョン 6.33.0 より前では、ライブストリームを再生するために Live DVRUX プラグインが必要でした。現在はこの機能が Brightcove プレーヤーに統合されており、プラグインは不要です。詳細はライブストリームの再生をご覧ください。なお、Live DVRUX プラグインは非推奨となっており、今後は使用しないでください。
Brightcove では、ライブストリーム配信に複数のオプションを用意しています。本トピックには以下のセクションが含まれます:
ハードウェア vs. クラウドベース エンコード
Brightcove はハードウェアおよびクラウドベースの両方のエンコーディングをサポートしています。イベントに適したエンコード方式は、さまざまな要因によって異なります。
ハードウェア エンコーディングを使用するケース
- 24時間 365 日のリニア配信で容量が事前に分かっている場合。
- 単一ロケーションに基づくアーキテクチャの場合。
- 放送形式への対応が必要な場合。
クラウド エンコーディングを使用するケース
- 単発のイベント用途。
- 必要な容量が不明な場合。
- 分散型組織での利用。
- イベントの時間が未定で迅速な配信が求められる場合。
- 帯域幅のボトルネックがある場合。
Live モジュールを使用したライブ配信
Live モジュールは、デスクトップおよびモバイル端末にライブイベントを配信するための使いやすいインターフェースを提供します。プログラミングは不要です。イベント情報を Live モジュールに入力すると、現場のエンコーダーに設定するためのエンコーダー設定が提供されます。すべてのトランスコード処理はクラウドで実行されるため、ハードウェアベースのトランスコーダーは不要です。詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
- Live モジュールを使用したライブイベントの作成と管理 - Live モジュールの使用方法を詳細に説明
- ステップ・バイ・ステップ:Live モジュールと Telestream Wirecast の使用 - Telestream Wirecast と併用する手順を解説
- ステップ・バイ・ステップ:Live モジュールと Open Broadcaster Software(OBS)の使用 - OBS と併用する手順を解説
- Live モジュールのガイドラインとベストプラクティス - 高品質で安定したライブ配信のためのベストプラクティスと推奨事項
Live API
Live API は REST ベースの API で、ライブストリーミング イベントの作成および管理を行えます。オプション機能には以下が含まれます:
- サーバーサイド広告挿入(SSAI)
- AES-128 暗号化
- ライブストリームから作成したクリップを使った VOD アセットの作成
- DVR 機能
- 複数 CDN のサポート
詳細は、Live API ドキュメントをご覧ください。
ハードウェアベース エンコーダーを使用したライブ配信
このオプションでは、ハードウェアベースのエンコーダーを使用してライブストリームをエンコード・配信し、CDN に送信します。Video Cloud 側では、リモートアセットを作成してストリームをホストし、その後、ライブストリーム用のプレーヤーを公開する事ができます。