Analytics モジュールの導入
Video Cloud Analytics プラットフォームは、Brightcove が最新のビッグデータ技術を活用して一から構築した、最先端のほぼリアルタイム分析プラットフォームです。この分析プラットフォームは、迅速でほぼリアルタイムの分析データへのアクセスを提供し、Video Cloud Studio 内に含まれる標準レポートに加え、開発者がカスタム分析ソリューションやレポートを作成できる強力なオープン API も備えています。
オンライン動画における具体的な目標にかかわらず、視聴者を理解することは成功する動画戦略を構築する鍵となります。視聴者を深く理解すればするほど、彼らが容易に消費できる形式で関心を引くコンテンツを作成することが容易になります。Analytics モジュールでは、以下のようなレポートを通じて動画やプレーヤーの分析を行うことができます:
- パフォーマンスレポート - 動画の視聴回数、トラフィックソース、デバイス タイプやOSに関する詳細を提供
- エンゲージメントレポート - 視聴者が動画にどのように関与しているか、どの程度視聴されているかの詳細を提供
- 現在の傾向 - 過去1時間の同時視聴者数を表示
- カスタム - カスタム分析レポートの作成が可能
これらのレポートを使うことで、視聴者数、視聴されたコンテンツ量、視聴停止タイミング、コンテンツへのトラフィックソースなど、最新のレポートを作成できます。
このトピックでは、Analytics モジュールの使用方法に関する以下のセクションが含まれています:
Analytics モジュールで表示されるすべてのデータは、Analytics API を通じても利用可能です。詳細は、Analytics API のドキュメントをご覧ください。
Analytics モジュールの起動
Analytics モジュールを起動するには、以下の手順に従います:
- Video Cloud Studio にログインします。
- Analytics モジュールを開きます。
時間範囲の選択
日付セレクターを使用して、レポートの対象期間を指定します。固定された日付範囲またはカスタム日付範囲を選択できます。1日のみを選択した場合は、グラフが時間単位で表示されます。

レポートのタイムゾーン
Analytics モジュールのデータは、アカウントのレポート タイムゾーンを使用して表示されます。カレンダー コントロールの下にタイムゾーンが表示されます。

このタイムゾーンは、日付の境界を計算するために使用されます。タイムゾーン設定を変更しても、それは今後のデータにのみ適用され、過去のデータには遡及的には反映されません。変更直後は一時的にデータにフラットまたはスパイクが現れる可能性があります。設定の反映には時間がかかることがあり、しばらくの間は旧設定に基づくデータが表示されることがあります。
レポート タイムゾーンはアカウント設定で構成できます。設定の変更方法については、アカウント設定の管理をご覧ください。
動画の検索
検索機能を使用して、特定の動画を検索できます。

検索対象となる動画のプロパティは以下の通りです:
- 名前
- 短い説明
- 長い説明
- タグ
- 動画ID
- 参照ID
- すべてのカスタムフィールド
一致する項目のリストが検索フィールドの下に表示されます。

動画リンクをクリックすると、その文脈に応じたレポートが開きます。たとえば、アカウントのエンゲージメントを確認している際に動画を検索した場合、そのリンクをクリックするとエンゲージメントレポートが開きます。パフォーマンスレポートを見ているときに検索・クリックした場合は、パフォーマンスレポートが開きます。
Analytics モジュールで動画を検索する際に使用可能なオプションの一覧については、Analytics モジュールでの動画検索方法をご覧ください。