Adobe Analytics イベント トラッキングの設定
Players モジュールでは、Brightcove Player と Adobe Analytics を簡単に統合できます。これにより、イベント トラッキングデータを Adobe Analytics アカウントに送信し、レポート目的で使用できます。
統合を設定するには、次のタスクを実行する必要があります。
- トラッキング可能なイベントの確認
- Adobe Analytics でカスタム サクセス イベントを作成
- 取得可能なパラメーターの確認
- Adobe Analytics でトラフィック変数を作成
- Players モジュールで統合を有効化
- データを収集するページを設定
統合が設定されると、動画イベントのアナリティクス データのみが Adobe Analytics に渡されることに注意してください。
トラッキング可能なイベントの確認
トラッキングするすべての Brightcove イベントは、Adobe Analytics でカスタム サクセス イベントとして作成する必要があります。Adobe で生成されたイベント ID は、その後 Players モジュール内で使用されます。これにより、Brightcove のイベント データを Adobe のサクセス イベントに渡すことができます。次のイベント リストを確認し、トラッキングするイベントを決定してください。
- Player Load (bcvideo_player_load) - プレーヤーが読み込まれ、再生の準備が整ったときに送信されます
- Video Impression (bcvideo_video_impression) - 動画がプレーヤーに読み込まれ、再生の準備が整ったときに送信されます
- Video View (bcvideo_video_view) - 自動再生またはユーザー操作により動画の再生が開始されたときに送信されます
- Video Engagement (bcvideo_video_engagement) - ユーザーが動画のタイムラインの一定範囲を視聴したときに送信されます。このイベントは動画エンゲージメントを追跡するためのハートビートで、ユーザー操作や動画の長さに応じて再生中に複数回送信される可能性があります。
- Play Request (bcvideo_play_request) - ユーザーが明示的に再生ボタンをクリックしたとき、またはプラットフォームが自動再生シナリオで再生をトリガーしたときに送信されます
- Ad Start (bcvideo_ad_start) - 再生プラットフォームから広告エージェントに制御が引き渡されたときに送信されます
- Ad End (bcvideo_ad_end) - 広告エージェントから再生プラットフォームに制御が戻されたときに送信されます
- Error (bcvideo_error) - 再生エクスペリエンスに支障をきたす致命的なエラーが発生したときに送信されます
Adobe Analytics へのカスタム サクセス イベントの追加
トラッキングするイベントを決定したら、Adobe Analytics でカスタム サクセス イベントを作成する必要があります。Adobe Analytics でカスタム サクセス イベントを作成するには、次の手順に従ってください。
- Adobe Analytics アカウントにログインします。
- 使用するレポート スイートを選択するか、新しく作成します(Admin > Report Suites)。
- Edit Settings > Conversion > Success Events をクリックします。

- Add New をクリックします。
- イベント情報を入力します。
- Name - 前セクションに記載された bcvideo- 名を 必ず 使用してください
- Type - Counter に設定します
- Description - 分かりやすい説明を入力します
- トラッキングしたい各イベントについて新しいサクセス イベントを作成します。Save をクリックしてイベントを保存します。
下の画像は、各 Brightcove イベントに対応して作成されたカスタム サクセス イベント(event7 ~ event15)を示しています。

取得可能なパラメーターの確認
パラメーターは追加データを保持し、イベントとともに送信されます。記録するすべての Brightcove パラメーターは、Adobe Analytics でトラフィック変数として作成する必要があります。指定したパラメーター名は、その後 Players モジュール内で使用されます。これにより、Brightcove のパラメーターを Adobe のトラフィック変数に渡すことができます。次のパラメーターのリストを確認し、取得したいものを決定してください。
- Account ID (bcvideo_account) - Brightcove アカウント名
- Player ID (bcvideo_player) - プレーヤー ID
- Player Name (bcvideo_player_name) - プレーヤー名
- Player Version (bcvideo_platform_version) - プレーヤーのバージョン番号
- Session (bcvideo_session) - セッション識別子
- Video ID (bcvideo_video) - 動画の動画 ID
- Video Name (bcvideo_video_name) - 動画の名前
- Range (bcvideo_range) - 視聴された秒数の範囲(StartSecond..EndSecond の形式)
- Video Seconds Viewed (bcvideo_video_seconds_viewed) - 視聴された秒数のカウント
- Video Duration (bcvideo_video_duration) - 動画の長さ(秒)
- Video Percent Viewed (bcvideo_video_percent_viewed) - 視聴された動画の割合
- Error Code (bcvideo_error_code) - イベントに関連するプラットフォーム固有のエラー コード
Adobe Analytics でのトラフィック変数の作成
トラッキングするパラメーターを決定したら、Adobe Analytics でトラフィック変数を作成する必要があります。Adobe Analytics でトラフィック変数を作成するには、次の手順に従ってください。
- Adobe Analytics アカウントにログインします。
- 使用するレポート スイートを選択するか、新しく作成します(Admin > Report Suites)。
- Edit Settings > Traffic > Traffic Variables をクリックします。

- パラメーター情報を入力します。
- Name - 前セクションに記載された bcvideo- 名を 必ず 使用してください
- Description - 分かりやすい説明を入力します
- トラッキングしたい各パラメーターについて新しいトラフィック変数を作成します。Save をクリックして変数を保存します。
下の画像は、各 Brightcove パラメーターに対して作成されたトラフィック変数を示しています。

統合の有効化
必要な情報を Adobe Analytics アカウントから Players モジュールにコピーするため、Adobe Analytics アカウントにログインしておくとよいでしょう。プレーヤーに対して Adobe Analytics のイベント トラッキングを設定するには、次の手順に従ってください。
- Players モジュールをクリックします。
- 設定したいプレーヤーのリンクをクリックします。
- Analytics タブの Adobe Analytics セクションを展開します。
- Enable Adobe Analytics をオンにします。
- Adobe アカウント情報を入力します。
- Report Suite ID
- Marketing Cloud Org ID
- Tracking Server
- CNAME Enabled
- Visitor Namespace

- トラッキングしたい各イベントについて、Adobe Analytics のイベント ID を Brightcove イベントに対応するフィールドに入力します。この例では、bcvideo_player_load イベントが Adobe Analytics でカスタム サクセス イベントとして作成された際に、event7 というイベント ID が割り当てられました。

これは、Players モジュールの Player Load (bcvideo_player_load) イベントのフィールドに入力する値です。

- 必要に応じて、Adobe Analytics のすべてのイベント ID を Players モジュールに入力します。
- Save をクリックしてイベント マッピングを保存します。
- 取得したい各パラメーターについて、Adobe Analytics のパラメーター番号を Brightcove パラメーターに対応するフィールドに propX 形式で入力します(X は Adobe Analytics の Property # に対応します)。この例では、Brightcove のアカウント ID を保持するために bcvideo-account トラフィック変数が Adobe Analytics で作成され、Property # 1 に割り当てられました。

したがって、Players モジュールの該当パラメーターのフィールドにも prop1 を入力する必要があります。

- 必要に応じて、Adobe Analytics のすべてのパラメーター名を Players モジュールに入力します。
- Save をクリックしてパラメーター マッピングを保存します。
変更を必ずプレーヤーに公開してください。
Gallery In-Page エクスペリエンスでの統合の使用
プレーヤーを Gallery In-Page エクスペリエンスで使用する場合、In-Page エクスペリエンスの設定が必要です。
- Gallery モジュールを開きます。
- Adobe Analytics 統合を使用するプレーヤーでエクスペリエンスを編集します。
- 左側のナビゲーションで SETTINGS > Advanced をクリックします。
- JavaScript の Code セクションに次の内容を追加します。
window.s_gi = window.top.s_gi
- Save をクリックします。
エクスペリエンスを再公開することを忘れないでください。
データを収集するページの設定
Adobe Analytics へのデータ送信を開始するには、レポートに表示するためにレポート スイートにデータを送信する必要があります。データを収集するためのコードを含むページを実装するには、新しいコンテンツを Web サイトにアップロードできるよう、ホスティング サーバーにアクセスできる必要があります。コードを実装する既存のサイトがあると便利です。
次の手順では、基本的な Adobe Analytics の実装について説明します。
- JavaScript 用 AppMeasurement と Visitor ID サービスをダウンロードします。ダウンロードは Code Manager(Analytics > Admin > Code Manager)から利用できます。ダウンロードした zip には複数のファイルが含まれています。Analytics を実装する際に関連するファイルは
AppMeasurement.jsとVisitorAPI.jsです。 AppMeasurement.jsとVisitorAPI.jsをホストします。これらのコア JavaScript ファイルは、サイトのすべてのページからアクセス可能な Web サーバー上にホストする必要があります。これらのファイルをページに追加する際にパスが必要です。- Brightcove Player を含むすべてのサイト ページで
AppMeasurement.jsとVisitorAPI.jsを参照するため、各ページの<head>または<body>タグに次のコード行を追加します。VisitorAPI.jsはAppMeasurement.jsよりも前に読み込まれる必要があります。これらの行は Web ページに追加する必要があります。<script language="JavaScript" type="text/javascript" src="https://Insert Domain and path to file here/VisitorAPI.js"></script> <script language="JavaScript" type="text/javascript" src="https://Insert Domain and path to file here/AppMeasurement.js"></script>
設定の確認
Brightcove イベント データが Adobe Analytics で取得されていることを確認するには、次の手順に従ってください。
- Adobe Analytics アカウントにログインします。
- Reports をクリックします。
- Site Metrics > Real-Time をクリックします。
- 正しいレポート スイートが選択されていることを確認します。

- Configure をクリックします。
- Report Name を入力します。
- Metric、Primary Dimension、Secondary Dimension として、Adobe Analytics で Success Events として設定した Brightcove イベントを選択します。イベントはリストに表示されるはずです。

- その他のイベントを選択してディメンションを埋めます。

- Save and View Report をクリックします。
- 期待されるデータがレポートに表示されることを確認します。

データが表示されない場合は、AppMeasurement.js および VisitorAPI.js の URL が有効であることを確認してください。ブラウザのコンソールを確認して 404 エラーが発生していないかチェックしてください。また、広告ブロッカーが Adobe Analytics へのデータ送信を妨げる場合があります。