Players モジュールを使用したプレーヤー広告の設定
広告プロパティは、Brightcove Player に対してクライアントサイドおよび/またはサーバーサイドの広告を有効にするために使用されます。
- クライアントサイド広告は、HTML5 バージョン 3 向けの Google の Interactive Media Ads(IMA)をサポートしています。これにより、プレーヤーに対して VAST 広告のリクエストおよびトラッキングが可能になります。Google IMA の詳細については、Using the IMA HTML5 SDK Version 3 ドキュメントをご覧ください。
- サーバーサイド広告では、広告をビデオ コンテンツのストリーム内に直接挿入するため、ストリーミング ビデオを再生できるすべてのデバイスで機能します。SSAI を使用しない場合、IMA や FreeWheel を VAST、VMAP、VPAID で使用するようなクライアントサイド広告は、ブラウザに広告ブロッカーがあると再生されません。SSAI の詳細については、Video Cloud SSAIの概要 ドキュメントをご覧ください。なお、アカウントが SSAI に対応していない場合、サーバーサイド オプションは表示されません。
広告サーバーのテスト(クライアントサイド広告)
クライアントサイド広告プロパティを設定する際には、広告サーバーの URL が必要になります。Brightcove では、広告サーバーの URL が有効であることを確認することを推奨しています。広告が再生されない問題の多くは、広告タグ自体の問題が原因であることが判明しています。広告タグが有効であることを確認することで、広告が正しく再生されることが期待できます。Google は広告タグの検証に使用できる Video Suite Inspector を提供しています。広告タグを検証するには、以下の手順に従ってください。
- Video Suite Inspector ページを開きます。
- 広告タグ URL を「Input type」フォーム入力フィールドに貼り付けます。
- Test Ad をクリックします。
- 広告が表示されるか確認します。このテスト環境で広告タグが機能しない場合、Brightcove Player でも機能しません。
広告プロパティは、HTML5 バージョン 3 向けの Google の Interactive Media Ads(IMA)と Brightcove Player を統合するために使用されます。これにより、プレーヤーに対して VAST 広告のリクエストおよびトラッキングが可能になります。Google IMA の詳細については、Using the IMA HTML5 SDK Version 3 ドキュメントをご覧ください。
クライアントサイド広告プロパティの設定
プレーヤーに対してクライアントサイド広告を設定するには、以下の手順に従ってください。
- Players モジュールを開きます。
- 設定したいプレーヤーのリンクをクリックします。
- 左のナビゲーションメニューから 広告 をクリックします。
- クライアントサイド (IMA) の有効化 にチェックを入れます。
- タグの追加 を入力します。
- 広告リクエスト の設定を選択します。
- ロード時 - プレーヤーの読み込み時にすぐ広告をリクエスト(通常は DFP / VPAID に最適)。
- 再生時 - 再生が開始されるまで広告リクエストを遅延。
- オンデマンド -
player.ima3.adrequest()
メソッドを使用してプログラム的に広告をリクエスト。 - キューポイント - ビデオ内の広告キューポイントで広告をリクエスト。
- VPAID モード を選択します。VPAID モードは IMA 広告で VPAID 2 のサポートを有効にするために使用します。
- 有効 - 異なるドメインの iframe で VPAID 広告を再生
- 非セキュア - 同一ドメインの iframe で VPAID 広告を再生
- 無効 - VPAID 広告がエラーを返す
- タイムアウト の値を設定します - 広告が初期化されるまで待機する最大時間(ミリ秒単位)
- ハード タイムアウト にチェックを入れることで、読み込みが遅い広告が表示されるのを防ぎます。このオプションをオフにすると、読み込みが遅い広告がビデオ再生を中断する可能性があります。
- リダイレクトの最大数 を設定します。これは、リダイレクトの最大回数を指定し、それを超えると以降のリダイレクトは拒否され、広告の読み込みが中止されます。リダイレクトの回数はレイテンシーおよびユーザー体験に直接影響します。
- 使用する IMA の プラグイン バージョン を選択します。
- をクリックして変更を保存します。
IMA プラグインは、UI では設定できない追加プロパティもサポートしています。必要に応じて、IMA プラグインの JSON を編集して、必要なオプションを追加してください。IMA プラグインの詳細オプションおよび広告フレームワーク オプションの詳細については、IMA3 プラグインによる広告 開発者向けドキュメントをご覧ください。
サーバーサイド広告の設定
サーバーサイド広告を使用する場合は、1つ以上の広告設定を作成する必要があります。広告設定では、SSAI 再生に関する様々な要素(広告コール、ビーコン、その他の設定オプション)を定義します。1つのアカウントで複数の設定を持つことができますが、現在のところアカウント間で設定を共有することはできません。管理 UI の「サーバーサイド広告設定」メニューを使用して広告設定の作成および管理を行います。詳細については、サーバーサイド広告の設定 をご覧ください。
プレーヤーに対してクライアントサイド広告を設定するには、以下の手順に従ってください。
- サーバー サイド(SSAI)の有効化 にチェックを入れます。
- 設定の選択 ドロップダウンで、このプレーヤーに関連付ける広告設定を選択します。
- 広告上に「詳細を見る」やカウントダウン オーバーレイを表示する場合は、広告情報オーバーレイの有効化 チェックボックスにチェックを入れます。
- をクリックします。