Campaign フィールドとデータ定義

このトピックでは、Campaign モジュールによって入力されるフィールドの概要を説明します。

Brightcove Campaign は、動画視聴データの一式を統合プラットフォームの特定のフィールドに送信します。以下に、それぞれのフィールドの例と、そのフィールドに入力されるデータの説明を示します。

標準フィールド

これらのフィールドは常に Brightcove Campaign によって入力されます。

フィールド 説明
video_id

視聴イベントに関連付けられた Brightcove 動画のID

video_name

Video Cloud 上の動画名

tracking_id カスタム トラッキングIDを URL に追加することができます
external_id ユーザーを識別するために使用されるグローバル ユーザーID(GUID)
player_id 視聴イベントを生成した Brightcove プレーヤーのID
page_url 動画が視聴されたページのURL
watched 視聴パーセンテージ - タイムライン上でどこまで視聴されたか
time_watched 視聴時間(秒) - 実際に動画に費やした合計時間
created_at 作成日時
updated_at 最終更新日時
is_synced 視聴イベントがサードパーティ プラットフォームへ同期されたかどうかを示す真偽値

追加フィールド

これらのフィールドは自動では入力されません。カスタムデータのトラッキングに使用されます。デフォルトでは、Gallery のIn-Page エクスペリエンスでのインタラクションを取得するよう設定されています。インタラクションを使用していない場合、これらのフィールドは空になります。

フィールド 説明
event_1, event_2, event_3

カスタム イベント

metric_1, metric_2, metric_3

カスタム メトリクス

UTM フィールド - utmSource, utmMedium, utmCampaign, utmTerm および utmContent UTM フィールドの操作方法についてはCampaign モジュールでの UTM フィールドの使用を参照してください。

オプション フィールドのトラッキング

Campaign のクライアントサイド API によるカスタム メトリクス トラッキングを JavaScript なしで活用し、サードパーティMAP に追加データを送信したい場合にこの機能を使用できます。

一度有効化すると、Campaign 対応プレーヤーから記録されるすべてのイベントコールには、要求された動画メタデータのキー/値ペアが含まれます。

重要な注意点

  • この機能は現在、Eloqua 統合でのみサポートされています(将来的に他のサードパーティ統合もサポートされる可能性があります)
  • この機能は、以下のメタデータのみをトラッキングするために限定して使用できます:
    • 動画リファレンス ID
    • カンマ区切りの動画タグのリスト
    • 動画のカスタム メタデータフィールド
  • このトラッキングには最大 3 つの値を設定できます
  • 一度設定が完了すると、Brightcove ではサードパーティMAP へ送信されたカスタム オブジェクトを削除または変更できません。つまり、これは一度きりの設定であり、現時点では取り消すことができません。
  • このデータは Campaign モジュールでは利用できません
  • このデータは Audience API では利用できません
  • このデータはエクスポートされた「View Events」レポートには表示されます

この機能のリクエスト方法

この機能を設定するには、Brightcove サポートにご連絡いただき、「オプション フィールド トラッキング用の MAP統合を有効にしたい」とリクエストしてください。上記の注意点を確認のうえ、以下の情報を添えてご依頼ください:

  • お客様の Brightcove アカウントID
  • この機能を有効にしたい Eloqua データ統合のID
    • オプション フィールドは統合ごとに設定されます。アカウントに複数の統合がある場合、Brightcove はどの統合に設定すべきかを識別する必要があります。
  • 有効にしたい最大 3つのフィールド。以下のいずれかまたは組み合わせである必要があります:
    • リファレンスID
    • タグ
    • アカウント内に既存の動画カスタム メタデータフィールドの内部名

上記のリクエストをカスタマーサポートに提出いただければ、それ以降の設定作業は不要です。サポートがオプション フィールドを有効化し、View Events の同期完了を確認すると、これらの追加フィールドが自動的に Eloqua の BrightcoveVideoView カスタムオブジェクトに追加されます。