参照ID の使用
参照IDを 使用する理由
可能であれば、動画ID やプレイリストID の代わりに参照ID を使用するのが望ましい運用です。主な利点は以下の通りです:
- 動画やプレイリストを誤って削除しても、公開用の埋め込みコードをすべて更新する必要がありません。代わりに、別の動画をアップロードしたり、プレイリストを再作成して、削除されたアイテムと同じ参照ID を割り当てるだけで済みます。
- コンテンツ管理システム(CMS)で動画やウェブページを管理する際に、参照ID とコンテンツID を簡単に対応させることができます。
概要
デフォルトでは、プレーヤーとともに動画を公開する際に、動画IDが使用されます。参照ID を使用するには、参照識別子の前に ref:
を付けるだけです。
つまり、以下のように動画IDを使用する代わりに:
<video-js data-video-id="4746402489001"
このように参照ID を使用することができます:
<video-js data-video-id="ref:skivideo"
プレイリストID についても同様です。詳細は以下の例をご参照ください。
参照ID の一意性を保証するために、参照ID に関連する操作ではIDが最大 30 秒間ロックされます。つまり、動画から参照ID を削除したり、その動画を削除した後、すぐに別の動画で同じ参照ID を使用しようとすると、操作は 409 エラーで失敗します。このエラーが発生した場合は、少なくとも 30 秒待ってから再試行してください。
また、参照ID を使って動画の作成を試みた際に(参照ID とは無関係な理由で)処理が失敗すると、その参照ID は 30 秒間ロックされ、再試行してもロックが解除されるまでは失敗します。
参照ID名 でエスケープが必要な文字は、ダブルクオーテーションとアンパサンドのみで、これはHTML 仕様に準拠しています。
参照ID の追加
まず、動画に参照ID を追加します:
- Studio で Media モジュールを開き、対象の動画タイトルをクリックして動画のプロパティを開きます。
- 動画情報 セクションを見つけて、編集 をクリックします。
- 参照ID のプロパティに、任意の参照IDの値を入力します。
- 変更を保存します。

動画ID の置き換え
動画ID は参照ID に置き換えることができます。
iframe
iframe 実装を使用するには、以下の手順を実行します:
- Media モジュールで、動画をプレーヤーと一緒に公開します。
- iframe 埋め込みコードをコピーして、HTM Lページのコードに貼り付けます。
videoId
の値を、先頭に ref: を付けた適切な参照ID に変更します。
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Video Reference ID</title>
</head>
<body>
<iframe src="https://players.brightcove.net/1752604059001/default_default/index.html?videoId=ref:skivideo&muted"
allowfullscreen
webkitallowfullscreen
mozallowfullscreen
width="640"
height="360"></iframe>
</body>
</html>
In-page 埋め込み
In-Page 埋め込みを使用するには、以下の手順を実行します:
- Media モジュールで、動画をプレーヤーと一緒に公開します。
- Videoタグ 埋め込みコードをコピーして、HTMLページのコードに貼り付けます。
data-video-id
の値を、先頭に ref: を付けた適切な参照IDに変更します。
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Video Reference ID</title>
</head>
<body>
<video-js data-video-id="ref:skivideo"
data-account="1752604059001"
data-player="default"
data-embed="default"
data-application-id
class="video-js"
controls muted
width="640"
height="360"></video-js>
<script src="https://players.brightcove.net/1752604059001/default_default/index.min.js"></script>
</body>
</html>
プレイリストID の置き換え
プレイリストID は参照ID に置き換えることができます。
iframe
iframe 実装を使用するには、以下の手順を実行します:
- Media モジュールで、動画をプレーヤーと一緒に公開します。
- iframe 埋め込みコードをコピーして、HTML ページのコードに貼り付けます。
playlistId
の値を、先頭に ref: を付けた適切な参照IDに変更します。
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Video Reference ID</title>
</head>
<body>
<iframe src="https://players.brightcove.net/1752604059001/H1EyAYN3_default/index.html?playlistId=ref:allTimePlaylist"
allowfullscreen
webkitallowfullscreen
mozallowfullscreen
width="640"
height="360"></iframe>
</body>
</html>
Videoタグ 埋め込み
Videoタグ 埋め込みを使用するには、以下の手順を実行します:
- Media モジュールで、動画をプレーヤーと一緒に公開します。
- Videoタグ 埋め込みコードをコピーして、HTMLページのコードに貼り付けます。
data-playlist-id
の値を、先頭に ref: を付けた適切な参照ID に変更します。
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Video Reference ID</title>
<style type="text/css">
.video-js {
float: left;
}
.vjs-playlist {
width: 280px;
height: 360px;
overflow-x: hidden;
}
</style>
</head>
<body>
<video-js data-playlist-id="ref:allTimePlaylist"
data-account="1752604059001"
data-player="H1EyAYN3"
data-embed="default"
data-application-id
class="video-js"
controls
width="640"
height="360"></video>
<script src="https://players.brightcove.net/1752604059001/H1EyAYN3_default/index.min.js"></script><div class="vjs-playlist"></div>
</body>
</html>